青少年育成県民会議 事業案内

「家庭の日」作品コンクール 最優秀賞(五・六年の部)


私を成長させたこと、そして。。。


西郷村立熊倉小学校 六年 小川原 奏


私は小学校に入学してからの六年間で、大きく成長したと思っている。多くの知識を得たり、できることも増えたりした。特に成長できたと感じられたことは、人間は一人では生きていけない、たがいに支え合って生きているということである。そう思えるのはどんな出来事に遭遇し、それにどのように対処したからだろうか。

私は、幼ち園生のころから上ばき洗い、小学校一年生から部屋の整理整とん・自分の洗たく物をたんすにしまう、三年生から部屋のそうじ、と母に言われ行っていた。始めたころは、「なぜ自分でやらなくちゃいけないの。」「ふつうこれくらいの年だったらお母さんがやるんじゃないの。」といやいやながら行っていた。母は私にいつも家族の一員として自分で行えることは行っていくことが大切だと言い続けていた。今は、それが少し分かったようで楽しくできている。

また、登校の時には、一年生など七人を連れて登校している。みんなを並ばせながら歩いたり、ふざけたりしながら歩いてはいけないと注意したりと、最上級生としてみんなの安全が私にかかっているんだなあ、と責任を感じながら登校している。

姉が3月に大学へ行くために家を出て行き、前、姉が使っていた部屋をもらえて「使えるんだ。やった!」ととてもうれしかった。でも、悲しいなあ、と思うことの方が多い。姉の声が聞こえないことや、いなくなった分家でのことをやらなくてはいけないなど、一人でもいなくなるとすごく大変なんだということが初めて分かった。みんなで助け合っていたんだということもいやおうなしに思い知らされた。

来年中学生になる。そのことはどのようなことなのだろうか。このごろ母の体調が悪く母は横になっていることが多い。そして、母の代わりに行うことが増えた。また、母のために多くの薬の管理もしている。母はいつも「ありがとう」と言ってくれる。「奏のおかげで仕事に安心していけるよ」。自分が家族に必要とされていると実感できるのはやはりうれしい。

これからももっと家族の一員としての役割を果たしていきたい。そして、支えになりたい。それは、中学校という環境で新しく出会う人たちの中でもたくさんの人と支え合い、助け合いながら過ごしていけるということにつながるだろう。