平成20年度事業計画 ( 福島県青少年会館 )

平成23年度の当法人は、“ふくしまの未来を担う青少年の心身ともに健やかな成長と、女性も男性も個人として尊重され、互いに支えあい、共に責任を担う社会づくり”に貢献することをモットーに平成22年度に修正した経営計画に基づき運営してまいります。

また、福島県青少年会館、福島県男女共生センターのそれぞれが施設・組織の特色を生かしながら、施設の効率的・効果的な利活用の推進に努め、また、それぞれの設立趣旨に沿った事業を積極的に展開するとともに、相互の連携事業について検討し、運営の充実に努めてまいります。

さらに、公益法人制度改革に伴い、当財団は公益財団法人への移行を目指し、平成24年度の申請のための準備を進めてまいります。


福島県青少年会館の主な事業

会館の運営にあたっては、様々な社会環境の変化を踏まえながら、青少年の健全育成活動を振興することにより、心身ともに健康な青少年の育成に寄与することに努めてまいります。

特に、平成23年度は、青少年活動の拠点施設として、当館の入居の団体と連携をより強化し、各種事業の展開や情報の共有化を推進するとともに、各種関係機関や関係団体との連携を深めながら、青少年の健全育成活動に努めてまいります。

また、青少年が置かれている状況や環境などを理解し、今の青少年の社会適応力の欠如などに適応した事業の取り組みなどを通して、広く県民に青少年健全育成に対する理解を深めてまいります。

さらには、施設運営面やバスの運行などを効率的・効果的に行い、青少年のより一層の利用の向上とともに財政基盤の安定確保を図り、確実かつ健全な経営に努めてまいります。


1.青少年活動拠点事業

(1)青少年活動拠点事業

(1)施設利用の促進

青少年活動を実践する者の活動拠点としての機能の充実に努め、小・中学生をはじめ青少年の各種団体が行う集会・宿泊研修はもとより、一般の利用者にも、幅広く一層の利用促進を図るため、広報活動を推進してまいります。

そのためには、青少年団体や学校関係、各種のスポーツ・文化団体等の他、一般団体の方々までを対象とした広報活動に意を用いながら、青少年活動が、より広範囲で機動性のあるものとするためにバスの運行等による支援を行い、利用促進を図ってまいります。

その他、福島市杉妻学習センターをはじめ、近隣の施設や事業所等との連携を深めながら、利用促進等の広報活動の協力支援体制を築いてまいります。

なお、地域性を生かし、公益性を考慮し、福島県立医科大学付属病院は、高度先進医療施設として、遠方からの外来通院患者や付き添い家族の病院利用者が多いため、その方々の負担軽減を図ることを目的に引き続き宿泊割引制度を導入し、期間を問わず支援してまいります。


(2)財政基盤の安定確保

青少年には低廉な使用料で施設を提供するという公益性を高めながら、確固たる財政基盤の安定は不可欠であることから、一般団体の方々にも、幅広く施設の利用促進を働きかけるとともに、サービス低下にならないよう、配慮しながらも、効率性の向上、経費の見直しなどを進めてまいります。

また、冬期間や夜間の部の会議室利用の向上を目指すとともに宿泊者に対する飲食提供を増進させるための方策について、重点的に検討してまいります。

なお、当館に入居するレストランにおいては、当館の宿泊業務などの施設利用業務の一端を担い、食事の提供という部分の業務を行っていることから、より綿密な連携を図りながら、一層の広報活動や利用の促進を図ってまいります。

施設・設備については、開館以来30余年の経過とともに老朽化が進んできていることから、他団体からの補助金などの検討を行いながら、順次、計画的に環境の整備や補修等を行い、適正な運営が行われるよう努めてまいります。


(3)経営計画の実行について

青少年を取り巻く社会環境の変化に対し、当館に求められる新たな役割及び経営の安定化といった観点から、平成22年度に修正いただきました「経営計画」に即した事業の運営や展開に努めてまいります。


(2)こども未来フェスタ

当館の青少年活動の拠点施設という機能を発揮するため、青少年の健全育成を勧める福島県青少年団体連絡協議会や福島県青少年育成県民会議などの団体や大学などとの連携を図りながら、現代社会が抱える諸問題に対して、体験的な学習機会の場を提供するとともに、各種の関係機関や団体が一堂に会し、県民参加型の事業を展開しながら、日頃の活動の情報提供や発信、参加者相互の交流を進めてまいります。

事業名 こども未来フェスタ
対象者 県内の少年・少女はじめ各種の青少年団体の関係者
約2,000名
主な内容 各種体験活動、文化交流活動、地域活動などをテーマに掲げた各ブースを設定する。 会場:福島県青少年会館
期日:11月6日
予算額 109千円

2.講演会・研究集会事業

(1)青少年健全育成講演会(現代子ども事情フォーラム)

県内の青少年の育成に携わっている関係者が一堂に会し、近時の青少年の問題行動等を検証しながら、研究協議並びに研修会を行い、青少年の育成についての共通理解を深め、今後の地域における青少年育成のための活動に資することを目的として、福島県青少年育成県民会議と共催で実施してまいります。

事業名 青少年健全育成講演会(現代子ども事情フォーラム)
対象者 (1)青少年育成に関心のある方や現在子育てにあたっている方
(2)PTA、地域団体、地域活動連絡協議会及び青少年育成団体の指導者
(3)行政機関から委嘱を受けている青少年関係指導者
(4)青少年育成市町村民会議関係者など約180名
主な内容 外部講師を迎え、青少年育成に関する「基調講演」・「パネルディスカッション」などの研究集会を行う。
会場:福島県青少年会館
期日:7月(日帰り)
予算額 163千円

(2)青少年健全育成セミナー(大人が変わるためのセミナー)

青少年を取り巻く環境の浄化などの社会問題並びに地域活動を通しての社会性の向上、また、家庭教育や子育て支援などあらゆる分野の中から、効果的、実用的なテーマを各回ごとに設け、青少年健全育成について、広く一般県民と考え、普及啓発を推進するために、福島県青少年育成県民会議と共催で実施してまいります。

事業名 青少年健全育成セミナー(大人が変わるためのセミナー)
対象者 (1)青少年育成に関心のある方や現在子育てにあたっている方
(2)PTA、地域団体、地域活動連絡協議会及び青少年育成団体の指導者など各回とも約50名
主な内容 一連のテーマに沿った内容で、外部講師や青少年育成関係者を迎え、「講演会」や「意見交換」などを行う。
会場:福島県青少年会館 他
期日:10月・12月・1月
(年3回実施)
事業費 176千円

3.情報収集、提供事業

(1)ホームページの利活用と促進

県内の青少年団体や関係機関はもとより、広く一般県民に青少年の社会参加活動や青少年活動に関する各種の情報を提供するとともに、当館の利用促進の一助とするため、引き続き、福島県青少年育成県民会議と共同で、ホームページによる情報提供を行ってまいります。

また、より新鮮な情報を提供するため、関係機関や団体との連携を密にし、多様な情報の収集に努め、それを編集するとともに一層充実させ、タイムリーで緻密な情報提供に努めてまいります。


(2)常設展示コーナーの設置

年間約10万人の来館者がある当館のロビーを活用し、中・高校生などの日頃の活動の発表の場として、絵画や書道、デザインなどの展示物を掲示するコーナーを常設し、無償で提供してまいります。

また、青少年団体の活動や青少年を対象とした各種イベントや事業案内なども広く掲示することにより、県民への青少年活動に対する理解と普及を進めてまいります。


(3)各種活動の企画及び指導者等紹介あっせん事業

県内各地で開催される地域活動や青少年の育成活動、その他各種のレクリエーション活動の中で、企画する際の支援や講師、指導者の要請に対し、関係機関や団体との連携の中で、企画のノウハウの提供、講師や指導者の紹介、あっせんなどを行う窓口を行ってまいります。

・「大人への応援講座」講師の派遣との連携
・各種レクリエーション活動の支援者の紹介やあっせん
・青少年関係相談窓口の紹介
・青少年関係事業企画の相談窓口の紹介など

4.青少年健全育成事業

(1)指導者研修事業

(1)ボランティア養成講座

当館が小学生を対象とした事業を展開して行くためには、ボランティア・スタッフを育成することが不可欠であることから、スタッフの人材発掘と資質の向上のため、子どもたちをサポートするノウハウや技術を総合的に研修し、企画から実践まで経験できる講座を開催いたします。

事業名 ボランティア養成講座
【第1回】企画研修
【第2回】振り返り研修
対象者 各種青少年団体のボランティア・大学生等のサークル、NPO法人等で活動している青少年など 20名
主な内容 ボランティア・スタッフとして必要なノウハウを取得するための講義・実技・実習などを通して、実践するプログラムの企画する研修会を行う。
会場:福島県青少年会館
期日:【第1回】6月(1泊2日)
    【第2回】1月(1泊2日)
事業費 213千円

(2)青少年育成指導者養成事業

青少年団体活動の中に導入されることが多いレクリエーション活動については、指導者が少ないことや内容の充実を図るために、指導者の発掘と養成を行うことが不可欠であります。このため、福島県レクリエーション協会と連携し、指導者を養成することにより資質の向上を図り、青少年活動の推進に寄与するため実施してまいります。

事業名 青少年育成指導者養成事業
(第19回福島県レクリエーション・インストラクター養成講習会)
対象者 ・県内の各種青少年団体の会員・子ども会等の指導者や父母等これらの活動に取り組もうとしている方
・生涯学習・社会福祉・学校教育等の関係者並びに地域や職場におけるレクリエーションボランティアに興味・関心のある方 30名
主な内容 各種レクリエーションプログラムの専門的な講師を迎え、講義・実技・実習等の講習会を行います。
会場:福島県青少年会館
期日:5月・6月・7月・8月(各1泊2日)
(年4回実施)
事業費 244千円

(2)地域活動モデル事業

(1)すぎのめこども宿

地域ぐるみの総合的な教育活動の場とボランテイア・スタッフの実践活動の場として、単なる体験合宿でなく、日常生活を共同体験する通学合宿事業をモデル事業として実施し、地域ぐるみでの子育て、日常生活の共同体験の重要性等について、広く県民に周知し、各地域での取り組みの拡大を図ってまいります。

事業名 すぎのめこども宿
対象者 小学校5~6年生20名
主な内容 親元を離れ、食事の準備・洗濯・清掃等の基本生活はもとより、自主的に学習などを行いながら、7日間当館で生活し、学校に通学する。
また、子どもたちのサポートを目的として、地域及び当館の登録ボランテイア・スタッフが実践活動をする。
会場:福島県青少年会館・福島市杉妻学習センター
期日:11月6泊7日(日曜日・午後~土曜日・午前)
事業費 374千円

(3)関係団体連携強化事業

当館の施設において、研修や合宿を実施する団体のプログラムが効果的・効率的に展開できるようサポート、援助することや入居している各種青少年育成団体との連携を密にし、より一層活動が促進されるよう側面から支援してまいります。

(1)研修・合宿の青少年団体

研修の効果が上がるよう施設使用の利便性を高めるとともに、利用者のニーズに合わせた他施設の利用のアドバイスや確保、また、バスの運行などプログラムが円滑に進めることができるように協力してまいります。


(2)福島県青少年団体連絡協議会

当館の建設運動の母体となった福島県青少年団体連絡協議会は、福島県内に組織を有する各種青少年団体の連合組織であることから、これからの青少年活動を展開する上で、中心的な団体であるので、今後も連携を深めながら、県民に広く青少年活動の普及と理解を求めてまいります。

特に、当協議会は、「こども未来フェスタ」を通して、活動が活発化したこともあり、これからは、その活動のさらなる活性化が求められているので、当協議会と各種事業での連携協力、事務局の一部の業務を担うなど、組織強化の支援や活動の場の提供などを図ってまいります。

また、当協議会の加盟傘下団体のミーティングなどには、当館を開放するなどさらなる支援を続けてまいります。


(3)福島県青少年育成県民会議

県内で、青少年の育成を推進する中核をなす団体であり、「新"うつくしま、ふくしま。"県民運動」の推進に参画する福島県青少年育成県民会議との連携を強化し、一層の青少年健全育成活動の充実を図ってまいります。

特に、「現代子ども事情フォーラム」や「青少年健全育成セミナー」などの事業を共同開催し、同県民会議のネットワークを活用した青少年育成への理解や活動の促進、各地域への情報提供などを連携して推進を図ってまいります。

また、同県民会議に対しては、一体となって活動するための人的支援や使用料の減免等、財政的支援も行ってまいります。


(4)入居団体等の各種青少年関連団体

当館の入居団体(ボーイスカウト福島連盟・ガールスカウト福島県支部・福島県PTA連合会・福島県高等学校PTA連合会・福島県レクリエーション協会)をはじめ、各種の青少年団体やNPO法人、教育関係団体等の青少年に対する関連事業に対しては、共催や後援を積極的に行うとともに、活動紹介や各種事業の参加者募集等の広報や活動報告等についても展示スペースなどを提供し、その活動を支援してまいります。


(5)男女共同参画事業の支援と協力

当財団の設立目的である男女共同参画事業に対しても、支援を積極的に行い、事業効果の向上に努めるとともに、施設利用面で、男女共生センターの補完機能をする場合などについては、施設使用料の軽減など活動の支援・協力にあたってまいります。